青い田んぼ あえのこと 

珠洲市内の田んぼ、稲が青々として風が吹くたびにまるで何かが田んぼの上を歩いているように感じます。
風の神様か、稲の神様か・・。田んぼの神様といえば能登では あえのこと という古くからの習慣があり、その家の神棚に住んでいる田の神を春には神棚から起きてきてもらい、田んぼにお招きして豊作を願い、収穫がすっかり済んだ12月には田んぼに田の神様を迎えに行き家の御風呂に入っていただいて、ごちそうをふるまう。そしてまた春まで神棚に入っていただいて休んでもらう。とまあ書いてしまうとこんな感じです。典座の建物は築170年、この あえのこと という古い習いも残ってます。典座ではこの あえのこと を12月6日に御風呂いを沸かし、ブリを三方にのせて田んぼから帰ってくる神様を迎えます。目が見えないとされる田の神を田んぼに迎えに行って、ささ、こちらです。ここには段差があります。御風呂が湧いています。御膳はここです、ブリを用意しました。とまるでそこに田の神がいるように話しかけて、招くのです。
ゆっくり湯につかり、ごちそうを食べて、田の神様は神棚に帰るのです。昔の民話のようですが・・。
 しかし あえのこと って音が面白いですね。典座では日も備えものも決まっているのですが、他の家はどうなんでしょう? なんてことを青い田んぼをみて思い出しました。みなさんもこの あえのこと や田の神、覚えていてくださいね。
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by suzutenzo | 2009-06-18 21:29 | さかもと嫁の独り言  

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