白蕗大会

 早朝から典座の座敷奥まで漂う薪を炊いたにおい。
いよいよ母が出動して蕗かりしてきたようです。
昔小学校で使っていた大きな汁窯を出して来て、煉瓦で簡易窯を作ってます。
パチパチっといい音、昔からやっている作業なので母の手際のいいこと。
大きさをそろえた蕗を縄で縛り、10束ずつ窯に入れていきます。
ほど良い堅さになりまで炊いて、水につけてから1本1本皮をむきます。
それを塩につけて9月まで我慢。

典座の料理、京都のお寺、お知り合いなどに分けているとあっという間になくなります・・
このあたりでは、お葬式などに各家で漬けた蕗、蕨などを持ち寄りお通夜の料理に使用したそうです。
・・・したそうですっていってもまだそのようにしている地区もあるかも知れませんが、
最近は能登でもセレモニーセンターが流行っていて、お葬式って自宅から出すところが少ないです。
遠くの病院に入院していて亡くなったりされると、うっかり近所の方でもあれ~?生きているのか??どうだっけか?と悩むことも・・・。
人の死が遠いような気がします。

なんてことを考えて写真を撮っていたので、写したのは蕗の後窯に炊いた筍・・。
蕗の写真は無かったわけで・・・。

この蕗はおからと塩で漬けこみします。これもプレゼントにすると時期外れには喜ばれます。
典座のプレゼントはみんなしょっぱいものばかり。
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by suzutenzo | 2012-05-23 13:41 | さかもと嫁の独り言  

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