オリジナルティとは

開店して3年目、典座の営業形態(?)料理内容やそのお皿、季節感、お客様との会話、一番にお出しするお茶の1つまでたくさんの方に相談に乗ってもらい、家族で話し合い自分にできる事、この築160年の建物にあった仕事、この最果ての地珠洲にまで来ていただいたという感謝を表すためにいろいろ頑張って来ましたが今日はこのがんばってやってきた(典座のオリジナル)という点について考えてみました。開店当初、典座のオリジナルというものは料理内容自体にはこれといったものは無いのかもしれないと思っていました。珠洲産の食材を使って輪島塗りの器を使い時計のない建物で休んでいただく。それはずっとやって来て当り前の日常だったので特別に思えなかったのかもしれません。都会から来たお客さまからとても喜ばれている赤い輪島塗、古伊万里、懐石盆、金銚子、100武者の屏風、赤九谷、瑠璃九谷、みんなご先祖がのこして今典座が使ってる骨董品。父とイチロー氏が作った珠洲焼。一緒に働いてくれた宝たち。これをつかってこの家に来てくれた大事なお客様をもてなすことができるのは大変嬉しいことです。特別な料理は出来ないかもしれませんが、この空間はどこにも誰にも真似は出来ないだろうな。そうか!典座のオリジナルは田舎の料理それだけでなく、古民家で歴史を感じて空間を楽しめるというところなのかもしれないです。料理の勉強ももっとしなくては!
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by suzutenzo | 2007-12-16 21:47 | さかもと嫁の独り言  

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